日本語 · バージョン7

Dream Orphanage

Dream Orphanageの書体見本。

Dream Orphanageを公開したのは2010年9月2日です。イタリックを備えた7ウェイトの完全なファミリーとして作りました。欠点がありながら予想外に人気になったDream Orphansを、より洗練された形で作り直すことが目的でした。その頃には、スペーシングとプロポーションをきちんと整え、スタイル間の一貫性を保って描き直す技術が身に付いていました。OpenTypeに対応したアプリケーションで使える「g」の別形も入れました。

公開した書体をもっと知ってもらうため、Regularウェイトを商用利用も無料のライセンスで提供しました。考え方は単純でした。無料の選択肢がないと無視されるおそれがあり、無料フォントのサイトでアルファベット順に並べば、Dream Orphansより上に表示されるかもしれないとも期待しました。Dream Orphanageは目立った使われ方をしませんでしたが、私にとっては、1999年に始めた考えを見直し、もっときちんと実現する練習でした。

描き直したデザインには、Dream Orphansの素朴な魅力を生んでいた、素人らしい性質は引き継ぎませんでした。Dream Orphanageは滑らかで、均一で、整っていますが、手作りのものには見えません。Dream Orphansの代わりというより、プロの仕事として並び立つ書体を意図していました。その後も更新し、2021年6月18日には廃れた文字を削除し、OpenTypeの分数機能を拡張し、「g」の別形を使いやすくし、縦方向のメトリクスを整え、プライムなどの記号を加えました。2024年10月29日にはウェイトの関係をより適切に示すよう名前を整理し、BookをLight、LightをExtra-Light、Extra-LightをThinに改名しました。

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