日本語 · バージョン7

Gargle

Gargleの書体見本。

Gargleを公開したのは2015年1月13日です。手描きの、コミックのせりふ用の書体でした。新聞のコミック、特にCalvin and Hobbesの雰囲気を持つものを作るのが目標でした。制作では、まずスペーシング、カーニング、アクセント記号、別形を入れ替えるためのOpenTypeプログラムを完成させた、ベクターのひな型フォントを作りました。そのアウトラインを、大きなサイズで薄いシアンのインクで印刷し、丸芯のマーカーでなぞりました。結果をスキャンし、Photoshopでシアンの線を取り除きました。自動トレースした後、各グリフを拡大・縮小し、もとの形に重ねて手作業で位置を合わせ、さらに整えました。繰り返しの多い工程でしたが、文字に不ぞろいな、手作りの性質を与えました。

ファミリーには3つの幅を用意し、それぞれにRegular、Italic、Bold、Bold-Italicをそろえました。頭文字、または単数の所有格として使われるIには、セリフ付きの形が現れるOpenTypeの規則も加えました。また、ひげ、どくろ、稲妻、落書き、星など、コミック風の記号を出す、合字に基づくショートコードも入れました。Gargleはコミックのレタリング向けに考えていましたが、マーカーの線が予想より細く仕上がり、その用途での使い道が限られてしまいました。

Gargleは初め、商用利用も無料のデスクトップライセンスで公開し、無料フォントのサイトを通じて配布しました。2024年4月にパブリックドメインにしました。広く採用されてはおらず、商業コミックや、ほかの目立ったプロジェクトで使われているのを見たことはありません。記号のショートコードを下にまとめます。ほかの言語でも使えます!

<< >> = ひげ

((swirl)) = 渦巻き……悪態を隠すのに便利です

((zigzag)) = 怒った感じの縦の落書き

((skull)) = どくろと交差した骨(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((scribble)) = 線が交差する落書き

((cloud)) = 稲妻を伴う白い雲(ボールドのスタイルでは黒い雲)

((scrawl)) または ((scribble2)) = 横に長い落書き(ボールドのスタイルでは、もっと怒った感じ)

((lightning)) = 稲妻(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((!!!)) = 太い感嘆符3つのまとまり(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((knife)) = 短剣(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((star)) = 大きな星(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((star2)) = 中くらいの星(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

((star3)) または ((stars)) = 小さな星2つ(ボールドのスタイルでは塗りつぶし版)

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