Camulogenを公開したのは2012年7月10日です。19世紀後半のフランスのポスターの文字をもとにしました。特に参考にしたのは、Folies Bergère、1889年のExposition Universelle、Chocolat Menier、Menthe-Pastilleといった会場や商品の広告に見られる、コンパクトなサンセリフの見出し文字です。洗練よりも単純さと迫力が重視された、その時代の太く重厚な文字を捉えることが目標でした。
FontLabで手作業で組み立て、ストロークの太さや曲線に不揃いなところを残して、幾何学的な正確さを避けました。そのわずかな歪みが、ベル・エポック期の手描きポスターに特有の粗さを与えています。Camulogenは有料の単一スタイルとして公開し、その後、拡張も改訂もしていません。
目立ったプロジェクトで使われているのを見たことはありませんが、19世紀後半のフランスの広告が持つ、率直で力強い見た目を求めるデザイナーのための道具として作りました。